主意白髪染め
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街の中に解体工事のある風景

東京に住んでいると現在、あちらこちらに建設現場を見かけます。空前の建設ラッシュが終わることはなく、もはや数年続いています。かといって都内では、建設に要する空き地は少ないので、建設に際しては必ずといっていいほど解体工事が先行します。解体も、小さな店舗とかであれば比較的簡便に足場を組んでシートをかける感じですが、大型のビルなどの解体ではビルがすっぽり広範で囲われたりします。するとそれまでは窓から明かりが漏れたりしていた光景が一変して、解体工事現場がひとつの大きな箱のように見えたりします。その工期も決して短くありません。場合によっては解体後、新しい建物を作るのと同じくらいの時間を、解体に要していますので、無機的な箱の状態をかなり長く街の中で見かけることになります。こうなると、解体工事のための鋼板で覆われている箱さえも、街の中のひとつの景観のように思えます。少なくとも今の東京では解体工事は間違いなく景観を作っています。

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